ゼンマイ

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山野に生える。水気の多いところを好み、渓流のそばや水路の脇などによく出現する。かつてはサツキなどとともによく生えていた。

山菜の一種で、ワラビと並び称されることが多い。若い葉は佃煮、お浸し、胡麻和え、煮物などにして食べる。かつての山里では棚田の石垣に一面に生えていた。
新芽が平面上の螺旋形(渦巻き形)になる。その表面には綿毛が被さっている。スプラウトとして食用にするには、根元を折り、表面の綿毛を取り去り、小葉をちぎって軸だけにし、ゆでてあく抜きし、天日に干す。干しあがるまでに何度も手揉みをして柔らかくし、黒い縮緬状の状態で保存する。


ヤマブドウ

ブドウ科の蔓(つる)性植物である。日本固有の野生種で、冷涼地に自生する。
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果実は雌株のみに成り、雄株は花粉提供のみ。
雌雄異株。 果実は球形で秋に熟し黒紫色になる。甘酸っぱく、生食できる。品質は安定しないが、日本の在来種として見直す動きがある。
日本では近年、ワインの原料としても注目されており、他種との交雑など品種改良の動きも見られる。
生食のほか、ジャム、ジュース、シロップ漬けなどに利用される。また、実を乾燥させ、乾しヤマブドウとしても食される。

ハスカップ

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スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木。実は食用となる。和名はクロミノウグイスカグラ(黒実鶯神楽)。なお、クロミノウグイスカズラという転訛もあるが、ツル性ではないので適さない。
ハスカップとは、アイヌ語で「ハシカブ」([haska(o)p、ハシ=枝・カ=上・オ=たくさんある・プ=もの)に由来する。
不老長寿の秘薬といわれていた。実にはビタミンC、アントシアニン、カルシウムなどが豊富に含まれる。

薄く折り重なるような特徴のある樹皮を持ち、初夏に白い花をつける。果実ははじめは黄緑色だが熟すと青紫色になる。野生のものは酸味が強く甘みはほとんどなく、やせた土壌ではより酸味が強くなる。 ジャム、果実酒やお菓子などの加工用として北海道内では広く栽培される。

タケノコ

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タケノコは、イネ科タケ亜科タケの若芽を指し、日本や中国で野菜として利用されている。春の季語。
(根茎)は節ごとに根と芽を備え、主に3~4年目の芽が温帯では春先に、熱帯では夏に伸長を始める。

タケノコは地中にあるうちに節が全て(孟宗竹で約60)形成され、根に近い節から順に伸長してゆく。固いタケノコの皮(稈鞘)は柔らかい本体(稈)を保護するだけでなく、節の生長を助ける役割を持っている。このため若竹の皮を取ると、その節の生長は止まってしまう。

みつば

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日本原産の野菜のひとつ。山野にも自生。
香りがよく山菜として利用され、野菜としても畑で栽培される。
葉柄が細くて長い「糸ミツバ」、葉柄が太く根がつけてある「根ミツバ」などがある。
葉、葉柄をおひたし、汁の実、酢の物、天ぷらなどに、根は煮物や油いためなどに使われる。