自己確立への努力
青年は、しだいに自己に目を向けるようになります。
この自己に目をそそぐことは、必然的に、自己とかかわりをもつ社会に対して、目を向けることでもあります。
・・・青年は、自己をみつめ、社会をみつめながら、自己の確立を目ざすことになります。
この自己形成の過程は、分裂した自己、否定的な自己を、より積極的に自分の力、自己創造により、生活の足場をかためる過程でもあります。
これは、主として、高校時代からはじまるものですが、本格的に自己形成を行なうのは、大学入学後と考えられます。
・・・以下において、大学生による「自己形成・人生観形成の過程」についての手記をみましょう。
「高校までの私小学校から高校時代までは、母親、それに新聞部の顧問、それに友人Y子が、私につよい影響をおよぼしました。
母親のつよい影響からぬけて、大きく成長しようとはばたいたのは、新聞部活動を通じてであり、そのなかでえたすばらしい教師と仲間の指導によると思われます。」